国市池を美しくする会
国市池を美しくする会」の活動 平成28年3月7日
*ため池百選に国市池が選ばれた経緯
平成22年度に農水省が募集した全国ため池百選に国市池が応募した。
その時の選考基準・・・農業用水への利用、ため池の歴史、生い立ち、池の景観、生物の多様性等で一般による人気投票を参考にして、有識者が選んだ。香川県では満濃池、豊稔池、国市池、山大寺池、蛙子池、の5か所。香川県、長野県、兵庫県が最も多く5つの池が選出された。
*国市池を美しくする会の起ち上げ
国市池が全国ため池百選に選ばれたことは、我が郷土の誇りであり、同時にこの美しい国市池を後世に伝えることが我々の使命であると痛感していります。
そこで、国市池の環境を守るため地元有志9人で「国市池を美しくする会」立ち上げた。会則を作成して国市池の土手に決意表明の看板を設置。まちづくり推進隊高瀬に加入している9人とボランテア活動に参加してくれる協力者6人合計15人で、国市池の環境保全活動に取り組んでおります。更に植栽時には井ノ口自治会員が特別に支援してくれます。
*現在の活動状況
・美しい景観を守るための活動・・・池の中の草刈、雑木伐採、ゴミ拾い、土手に紫陽花、ヒマワリ等の植栽
・野鳥へ配慮した活動・・・止まり木の設置、ヨシ育成のための土壌改良、灌木の保護
・生息する淡水魚への活動・・・産卵・稚魚のために水辺にヨシ、葦、藻等を育成保護
・散歩、ウオーキングする人への活動・・・ベンチ2席設置、周囲2170mの標識設置
ゴミ投棄防止キャンペーンとして、タスキを配布して、不法投棄防止の監視を依頼
*今後の活動
・平成28年度に「国市池で冬場によく見られる渡り鳥」の看板をB&G横に設置する。
国市池には冬場に毎日千羽近くの渡り鳥が来て、体を休めている。
その野鳥を見物する人々も多く訪れるので、看板を建てることで探鳥者に喜ばれる。
・高瀬高校から西香川病院までの1500mに「遊歩道又は通学路」の設置を市に要望。
まちづくり推進隊・国市池を美しくする会が要望書を取り纏めた。署名には近隣の9自
治会、国市池土地改良区、比地中前田水利組合、高瀬高校、高瀬中学、西香川病院が協
力して賛同してくれました。
*将来の夢
国市池には豊富な淡水魚、冬には渡り鳥の休息地として、多いときには1千羽の野鳥が
羽根を休めている。水面利用として、中学生、高校生がカヌーの練習をしている。
池の周囲2.2kmでは地域の人々の散歩、ジョギング、又高瀬高校や香川西高校の部
活のコースとなっている。我々は四季を通して、人々に安らぎと潤いを与えてくれる国
市池を「地域の里池」として、環環境保全活動を継続して行って参ります。そして、将
来人間と自然が共生する「ため池公園」への夢をもっております
・6/7(日) 国市池の土手の紫陽花、ひまわりの手入れ(19人)
・11/21(土) 比地小学校の生徒・保護者30人を国市池へ案内(32人)
・11/25(金) 三豊市長を国市池へご案内、遊歩道設置を要望(6人)
・12/13(日) 国市池内の草刈(12人)
・12/20(日) 刈った草を焼く(5人)
・12/23(水)国市池の草・雑木を伐採(7人)
・2/28(日) 国市池の土手の紫陽花を植栽、除草(18人)
上記の通り