バイオマス資源化センター見学
2019-07-03
7/2(月)地区衛生組織会高瀬支部の研修の一環で『バイオマス資源化センターみとよ』へ見学に行きました。
「可燃ごみ」を燃やさずに「資源」にする、国内初の新手法であるバイオマス資源センターは、生ごみなどを微生物の力を使い発酵・分解し、その際に発する熱(約70度)で紙ごみなどを乾燥させ、固形燃料の原料として取り出すことを目的とした施設です。
煙突も焼却炉もない倉庫のような施設内で、コンクリート製の発酵槽「バイオトンネル」が6基並んでいて、トンネル内では17日間かけてごみを微生物が分解処理をするので、二酸化炭素の排出を抑えダイオキシン類の発生もありません。
生ごみは焼却して埋めるという考えに、大きな変化をもたらす施設の見学ができ、充実した研修となりました。
建物周辺に立っても、ごみ処理施設特有の臭気はありませんでした。
建屋内を減圧して、臭いが外に漏れださないようにしているそうです。
最初に、トンネルコンポスト方式についての説明をして頂きました。
奥に見える扉がトンネルコンポストです。
この中で、微生物が生ごみを発酵処理しています。